がんを治す在宅療法大事典―退院後から始まる本当の闘い 食事療法から漢方療法・気功・心理療法・ホメオパシーまで



がんを治す在宅療法大事典―退院後から始まる本当の闘い 食事療法から漢方療法・気功・心理療法・ホメオパシーまで
がんを治す在宅療法大事典―退院後から始まる本当の闘い 食事療法から漢方療法・気功・心理療法・ホメオパシーまで

商品カテゴリ:医学,薬学,医療,看護,介護
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生活全体を見直すガイドになる

500ページ弱の分厚い本を通して、可能な範囲で試せることは試したほうがよいとのメッセージが込められている。
ガンに関する基本的な解説から始まり、食事、漢方、針・灸、気功、心理療法など在宅でもできそうな事柄が述べられている。
(当たり前だが、)特効薬、すぐに効く治療法の解説という類のものではない。
診断から手術、抗癌剤、放射線治療を中心とする西洋的医学も不可欠な存在であるが、精神面も含めた体全体、生活全体を見直し、ケアしていくべき、というのは納得性がある。最近、QOLが話題になることが増えていると感じるが、もう少し生活全体から取り組むこうした療法について注目されてもよいと思う。自分ならこの方法を選択するだろう。(というか、西洋的医学に依存するだけでは不安が払拭できない。)
この本を読むきっかけは、母のガンの進行段階が末期となって、上体を起こすこともできなくなったとき、自分に何ができるのか、という視点で気功や代替療法が思い浮かんで、この本ではそれらも取り上げられていたことである。母の病院の病床の脇で読みながら、命日となる日を迎えてしまったが、それ以降も読み進めたのも、今度は残された家族や自分のために知識として、心構えとして身に付けておくべきだろうと思った。
この本を仮に母の初回の手術後に手にしていたらどのように変わっただろうか。若干の代替療法を試みること、そしてやはり日常での精神面でよい状態に保てるように気を配ってあげられたかも知れない。ただ、すぐにどうこうして効果を期待するべきものでもないので、著者の意図にそぐわないかも知れないが、やはり生活全般にわたった心構えを記述したものととらえてもよいと思う。



二見書房
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