遺作にして傑作
夜とは言わず、朝に聴いても楽しめる清涼感のある子守歌集。 「愛する娘に捧ぐ」というコンセプトで編まれた本盤は、 後にリンダ・ロンシュタットが同様の子守歌アルバムを作る きっかけとなったとも言われている。彼女がかつて愛していたアンドリュー・ゴールドが 共同プロデュースを手掛け、同じく彼女と恋仲にあった ニール・ヤングの曲も収録されるなど、楽曲も粒ぞろいだ。 アンドリュー・ゴールド、リンダ・ロンシュタット、 デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュら、 デュエットおよびハーモニーヴォーカルのパートナーも豪華。 当時3歳だった愛娘が大事にしていたテディベアに向かって 歌っていた鼻歌をママが曲に仕上げたという02. が、 ことさらキュート! 残念ながら、本盤が彼女の遺作となってしまったが、 こんなすばらしいアルバムを世に残してくれたことに感謝したい。 ジャケットでやブックレットの写真で慈愛に満ちたまなざしで 愛する娘を見つめるニコレットは、聖母マリアのようだ。 子守歌マニアの吉里爽おすすめの名盤。
我が愛しのNicolette(1952-1997)
私が彼女の歌声を初めて聴いたのは、1978年中学三年生の「ませたガキ」の頃でした。Linda RonstadtやKarla Bonoffをよく聞いていましたので、彼女の歌を聴くことになったのは自然なことだったのかもしれません。 今では40歳になり、いつしか彼女のことも忘れていたとき、無性に昔聴いていたアルバムが聴きたくなり、彼女の公式サイトに訪問したところ、1952-1997の文字が・・・ 彼女は私の知らないうちに亡くなっていたのです。しかも8年の歳月が流れて・・ 彼女の遺作になったこの「Sleep, Baby, Sleep」は、今まで彼女がたどって来た足跡の結果などではなく、「あの頃に戻って、もう一度唄いたい」という気持ちが込められているように思います。 1994年の発売当時、3歳だった娘のために唄ったこの歌たちが、いたたまれない私の気持ちまでも包んでしまうようです。
我が愛しのNicolette(1952-1997)
彼女の歌声を一番最初に聞いたのは1978年、私がまだ中学の3年生の「ませたガキ」の頃でした。Linda RonstadやKarla Bonoffを良く聞いていましたので、彼女の唄声を聞くのは自然なことだったのかもしれません。 しかし、いつしか時が彼女を忘れさせてします。私も40になり、今まで仕事や家庭の喧騒に時だけが過ぎていきました。 今年(2004)になり、昔聞いていたレコード(LP)が無性に聞きたくなり、彼女の公式サイトに訪問したところ、「1952-1997」の文字が・・・・ 彼女は私の知らないうちに亡くなっていたのです。しかも8年も過ぎて・・ 彼女の遺作となったこの「Sleep, Baby, Sleep」は、今までの彼女のたどってきた足跡の延長では決して無く、彼女が歌い始めた頃の気持ちに戻って「また歌い始めたい」気持ちが込められているように思います。1994年、当時3歳の娘のために歌ったこの唄たちは、わたしのいたたまれない気持ちさえ包んでしまうようです。
Sony
時の征者 Radioland Live at the Roxy A Tribute to Nicolette Larson: Lotta Lova Concert Live
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